...It cannot be helped,
because I'm a trickster!
ギリシアにおける、オリンポス12神のなかでも最も偉い神はゼウスですね。
このゼウスが王となるまでの話を見てみることにしましょう。
話は親父ウラノスの○○○を切ったクロノスからです。

ゼウス

クロノスはその後、神たちの最初の王になりました。
クロノスは兄弟であるティタンたちと協力して世界を統治することになったのです。

ティタンたち

クロノスやティタンたちは互いに結婚し、様々な子を生んでいきました。
もはや兄妹で結婚とか驚かねーし( ̄^ ̄ )〃
例えば、ヒュペリオン♂とテイア♀の間からは太陽の神ヘリオス・月の女神セレネ・曙の女神エオスが生まれます。
また、オケアノス♂とテテュス♀からは3千人の河の神とオケアニデスと呼ばれる、これまた3千人の水の女神が生まれます。

さて・・・クロちゃんは・・・?
クロノスは姉のレイアと結婚します。
この結婚から炉の女神ヘスティア、農業の女神デメテル、ゼウスの妻となるヘラ、地下の死者の国の王ハーデス、海の王ポセイドンが次々に生まれます。

子供をなぜか呑み込むゼウス

ところがクロノスは、これらの子供たちを、生まれるとすぐに妻からとりあげ呑み込んでしまいます。
それは、その生命力を吸収して完全体になるためでした。

完全体になるために・・・

ってのはウソです。
それは、以前に親父のウラノスと母親のガイアにこう伝えられていたからです。
「おまえは自らの息子によって王位を奪われるだろう・・・。」
性格悪いんだよね、この夫婦。。。
ってか息子に○○○切られてる奴がゆーなっつーのな(笑)

ま、で、自分の運命がそうならないようにしたわけだ、納得。
いやいや納得しねーから(((゜Д゜ ))))
別に呑まなくてよくね?「殺す」とかでよくね?
なんで「呑む」をチョイス??

まいいや、妻のレイアは末の子ゼウスを妊娠したとき、いよいよこいつだきゃー呑まれたくないと思い、ガイアに相談します。
相談する相手を間違えてる気がするけど、まぁガイアの考えに従って、レイアはこっそりクレタ島に行ってゼウスを生むのです。
クロノスには「これが新しいあなたの子よ、召し上がれ♪」っつって産着にくるんだ石を渡します。
クロノスはそうと知らずに呑み込んでしまうんですね。


時がたち、成長するとゼウスは、ガイアの教えに従って、クロノスの腹に呑み込まれている兄や姉を助け出そうと試みます。

そこで、ゼウスはオケアニデスのひとりのメティスに知恵を借ります。
メティスというギリシア語は「その場でとっさに働く知恵」を意味します。

メティスはゼウスを助けようとその知恵を使い、クロノスに吐き薬を飲ませるのです。

吐き薬の成分

「あ――ツ――ンとするわ―――鼻がツ――――ンとするわ――――うっおえっ」

クロノスは身代わりに呑んでいた石を吐き出し、それからゼウスの兄や姉たちを呑み込んだ時とは逆の順番に吐き出します。
ポセイドン、ハーデス、ヘラ、デメテル、ヘスティア、人造人間18号・・・・

18号を吐く・・・

ゼウスの兄姉は2度目の誕生を果たしたわけです。
呑んで吐いて、プラマイゼロだねー♪
順番が逆になるので、ゼウスは長男となり、ヘスティアは末娘となりました。

さぁ――――て兄姉を助け出したゼウスは自分に味方する神々をオリンポス山の頂上に集め、そしてクロノスやティタンたちの軍勢との間に戦いを始めます。
ティタン軍 VS ゼウス軍の戦い、ティタノマキアです。

激しい戦いとなり、10年の間天地は震え続けたといいます。

決着のつかなかったこの戦いは、ガイアの一言で流れが変わります。
ガイアはゼウスに、ティタンたちに勝つための方法を教えたのです。
ガイアさ、どっちの味方だおまえは、フッツーにウザい(笑)

その作戦とは、生まれてから地底に閉じ込められたままになっているいるキュクロプスとヘカトンケイル(どーなってんだよ、ギリシア神話1参照)を解放して味方につける、というものでした。

助けられたキュクロプス3人とヘカトンケイル3人はゼウスに恩返しをします。
キュクロプスは、もともと鍛冶の名手だったので、無敵の武器である雷をゼウスに贈るんですね。
ヘカトンケイルは100本の手を持ってるので、合計300本の手でティタンたちに岩を投げつけました。
ゼウスは雷でティタンを攻撃し、動きが止まったところにヘカトンケイルが岩を投げつけ、ティタンたちは岩に埋もれてしまいました。
つーかヘカトンケイルの50個の頭は意味ないんだな。

勝利したゼウスはティタンたちをタルタロスという暗黒の世界に閉じ込めます。
このタルタロスは青銅の堅固な三重の壁ととても厳重な門が築かれていて、ヘカトンケイルが牢番の役を務めることになりました。

また、ティタンの息子のひとりであるアトラスは、並外れて巨大な体と無類の怪力を持っていたので、タルタロスに幽閉されるかわりに、世界の西の果てに立って頭と両腕で天空を落ちてこないように支え続けることになります。
のちにペルセウスの話で扱いますが、これがアフリカ西端のアトラス山脈になっていくんですね。

タルタロスへおちるティタン

こうして父クロノスにかわって、王となったゼウスは世界を支配していくわけです。
しかし、世界を支配するためには神が何人も不足していました。
そこでゼウスは色々な女神や人間の女を妻や愛人にして、役目にふさわしい神々を自分の子として誕生させていくのです。

オリンポス12神はあと6人います。
これから、残る6人の誕生を見ていくことにしましょう。





・・・パタン〃

・・・どーなってんだよ、ギリシア神話・・・。



                    次回は「アテナの誕生」です。


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